学級経営には、生徒を成長させる、生徒が持っている力を引き出すことができる可能性が秘められています。ただ、日々を何の問題もなく過ごすだけでは、もったいない!せっかく担任した生徒たちみんなが、生き生きと毎日楽しく生活できる場にするためには、システム作りがとても重要です。今回は掃除編で私が実践したことを紹介します。
役割設定、人数設定
それぞれのクラスに割り当てられた掃除場所があると思います。掃除場所は学校で決めているので、コントロールできないです。コントロールできるのは、その掃除場所に何人配置するかです。各掃除場所それぞれに何人配置するのか決めるには、その掃除場所を掃除する役割を把握しておく必要があります。
教室であれば、はき、ふき、机送り、窓(普段からしておくことで大掃除が楽)、黒板などでしょうか。役割を把握したら、それぞれに何人必要か考えます。私は人数が多いとサボる可能性を考慮し、少なめに設定します。
生徒があぶれる場合は掃除箇所を細かく分けて分担させたり、例:窓拭きとサッシ掃除に分ける
はき掃除に4人も5人も必要ありません。2人、3人で十分じゃないでしょうか。
これを他の掃除場所でも、必要な役割とその役割に割く人数を考えましょう。
他の掃除場所で、自分以外の先生が担当する場合、何人その掃除場所に必要かを聞いてもいいですが、あぶれそうであれば少なめに設定するか、役割を増やしましょう。
そして、必ずその掃除場所に行って、人数、役割が適切か確認しに行きましょう。
リーダーを育てる
必ずそれぞれの掃除場所につき一人リーダーを当てましょう。
掃除場所のリーダーはどんな生徒でもできる軽さがあります。
いろんな生徒にリーダーを体験させてみてください。
リーダーの役割は
①掃除場所の掃除が完了した時に担当の先生にチェックしてもらうこと
②終わりの会で様子を報告すること
先生のサポートの重要性
先生の頭数が足りない場合、先生が複数の掃除場所を兼務しています。
任せっきりにせずに、生徒たちがどんな風に掃除をしているか、声掛けに行きましょう。
私は掃除の時間は全ての掃除場所を回っていたので、めっちゃ忙しかったです。
掃除場所を回るときに、リーダーの子に声かけして、みんなの様子を聞きます。
リーダーの生徒が大人しい生徒の場合は、その掃除場所がしっかり掃除できているか一緒にチェックしてあげます。掃除に消極的な生徒がいる場合は先生が声掛けをして一緒に掃除するといいです。
綺麗にする方法を研究しましょう
汚れが取れて、綺麗になる体験はとても気持ちがいいです。
その場所を綺麗に保っているのが、自分たちだという自覚は誇りになります。
綺麗にできている自覚を持ってもらえたら、毎日の掃除に取り組む姿勢が変わります。
汚れている箇所を見つけて、どうやったら綺麗になるのか実際に先生がやってみてください。
まず、先生が生徒にやって見せをして、生徒にもやらせてみましょう。
必要な道具を揃えよう
学校の予算が限られているため、掃除道具はずっと変わっていませんが、少しでもラクに、より綺麗にできる便利な掃除グッズがDAISOなどのいわゆる百均や、ネットショップに売られています。
無理のない範囲でお試し感覚で少しずつ揃えてみてください。
もちろん買わなくても雑巾、新聞紙などを工夫次第で綺麗にできます。
でも、掃除のハードルが下がる、クオリティが上がるなら、試す価値ありですよ。


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