トンデモ行動力でピアノを始める
自分の中に「行動力」というものがあると思っています。人と比べても、思い立ったらすぐ動いてしまうところは、自分の良さというか特性だなと感じていて、その行動の先に起きたことをこうして言葉にしていくことを、これから続けていきたいと思っています。今日はその一つ目として、ピアノを始めたときの話をまとめてみます。
きっかけは福山雅治さんの35周年ライブ
きっかけは、福山雅治さんのライブでした。九州で開催されるということで、兵庫県から一人で泊まりがけで行くことに決めました。家族を置いて、自分だけがやりたいことのために動く。それを自分に許可して、家族にもお願いをして、協力してもらいました。自分の気持ちを満たしてあげる、自由にさせてあげる。そういう向き合い方をした結果として、行きついたライブでした。
純粋で素直に自分と向き合い、表現活動35年の先輩から感じたこと
そこで福山さんが立っていたのは、デビューから35周年という節目のステージでした。35年間、自分の表現したい気持ちに向き合い続けてきたからこそ、ここに立っているんだと感じたとき、ふと自分に置き換えてみたんです。当時40歳だった自分が、同じように35年間向き合ったとしたら75歳。まだいけるじゃないか、と。その瞬間に、音楽をやってみたいという気持ちが自分の中に生まれました。選んだのはピアノでした。
叶う速度の速さ、違いを実感
とはいえ、いきなり本格的なピアノを買う勇気はなく、続くかどうかも分からない。とりあえず電子ピアノを、と思ってジモティで1万円くらいで出品している人たちに何人か連絡してみたのですが、誰からも返事が来ませんでした。ところがそんな中、本物のアコースティックピアノを無料で譲ってくれるという方が現れて、メッセージを送るとすぐに返信がありました。輸送費と調律代くらいの出費で、新品で買えば高額だったはずのピアノが手に入ったんです。純粋にやりたいという気持ちで動いたことは、驚くほどスムーズに進んでいく。そのことを、このときはじめて実感しました。
ピアノ練習がスタート!!
ピアノが手元に来てからは、オンラインのレッスンで練習を始めました。中学生の頃は音符がまったく読めず、音楽そのものに苦手意識を持っていたのですが、大人になってから理論を読み進めながら勉強するのは、素直に楽しいものでした。自分の指で音を出しているだけで気持ちがよくて、体のこわばりがほぐれていく感覚があって、満たされていくのが分かりました。短い時間の練習でも嬉しいし、うまく弾けなくても、失敗すること自体が面白い。そう思えたから、練習を続けることができたんだと思います。もちろん、うまくいかずに止まってしまうこともありました。けれどそれも、できない自分と向き合う時間として、粘り強く続けていきました。
対面での先生との出会い
オンラインだけでなく、実際に対面で学びたいという気持ちが出てきた頃、近くに安い値段で、しかも自分の都合のいいタイミングで教えてくれる先生と出会いました。その先生から「テキスト通りにやるだけじゃなくて、自分が楽しいと思う曲をやったらいいんじゃない」とアドバイスをもらい、実際に好きな曲を練習してみると、さらに楽しさが増していきました。
叶うーその2
いつかストリートピアノで自分の演奏を披露したいな、とぼんやり思っていた矢先、家のピアノの調子が悪くなって弾けなくなってしまいました。どうしようかと思っていたとき、「そうだ、あそこにストリートピアノがある」と思いつき、思いがけない形でデビューすることになりました。決して上手な演奏ではなかったけれど、人前で弾くという願いは、思わぬところで叶っていました。
まとめ
先生が見つかったこと、ピアノが見つかったこと、ストリートピアノで弾けたこと。振り返ってみると、ピアノに関しては「願えば叶う」というのを何度も実感させてもらいました。自分の心の動きに従って動いていくと、物事が思った以上にスムーズに進んでいく。そのことを、ピアノを通して体感できたのは大きかったと思います。
ピアノがなくても
今、実はピアノをまったく弾いていません。以前の自分だったら、続けられていないことを責めていたと思います。でも今は、それを責めずにいる自分がいます。ピアノがなくても、自分がやりたいと思う気持ちに向き合うということは、少しずつできるようになってきているのかもしれません。またいつか弾く機会が来るかもしれないし、来ないかもしれない。それでいいんだと思えています。
ピアノを通して学んだこと、今の気持ち
やりたいと思ったことを、調べてみる。連絡してみる。行動してみる。ピアノを通して振り返ると、そうやって自分の素直な気持ちのままに進んできた道のりだったなと感じます。この行動力を軸にした一つ目の話として、まずはピアノのことを綴ってみました。


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